神戸牛(神戸ビーフ)

神戸牛(神戸ビーフ)は、幕末から明治にかけて、通商のため、神戸に移住してきた外国人へ、但馬地方の農耕牛を提供したことに始まります。その肉を食べた外国人達は、但馬牛の特長ある肉質の美味しさに衝撃を受け、神戸で食べれるビーフとして、広がっていきました。「伝統ある牛」「兵庫県と農家が大切に守ってきた血統」「異国の食文化に認められた味」が込められた『神戸牛』を、どうぞお試しください。

神戸牛のルーツは但馬牛

神戸牛や松阪牛、近江牛といった日本が世界に誇るブランドビーフ。実は、神戸牛、松阪牛といった牛の品種は存在しません。それらの牛肉の素牛は但馬牛であり、ブランドビーフのルーツなのです。各地へ巣立ち、その土地の生産者に大切に肥育された最上級の同牛はブランドビーフとして高い評価を獲得しています。

神戸牛(神戸ビーフ)の素牛「但馬牛」

神戸牛や松阪牛、近江牛といった日本が世界に誇るブランドビーフ。実は、神戸牛、松阪牛といった牛の品種は存在しません。それらの牛肉の素牛は但馬牛であり、ブランドビーフのルーツなのです。各地へ巣立ち、その土地の生産者に大切に肥育された最上級の同牛はブランドビーフとして高い評価を獲得しています。

宝石のような神戸ビーフの味わい方

きめ細かく上品な甘みのある赤身が、脂肪の風味・香りと溶け合うハーモニー。 神戸ビーフのおいしさの秘密は、人肌で溶けるほど融点の低いサシ(脂肪分) が筋肉の中に細かく入り込んだ状態、いわゆる「霜降り」です。 また、おいしさの決め手であるイノシン酸やオレイン酸が豊富であることも 科学分析で明らかになっています。

神戸牛の美味しさの秘密

良質な脂肪が生むサシの甘み

但馬牛が世界中のグルメに絶賛される理由は、「サシ」と呼ばれる霜降り部分の質の良さにあります。この「サシ」は、但馬牛のしなやかで締まりの良い筋肉が、良質で適度な脂肪を内面に留まらせることで生まれます。肉そのものとしての味が良く、そこに良質な脂肪の甘みが加わった但馬牛の「サシ」は、まさしく“とろけるような味わい”です。

赤身と脂の旨さの絶妙なバランス

遠く平安時代の書物に「耕運、輓車、食用に適す」と記されていた但馬牛。骨が細く、皮下脂肪が少なく、良質な筋繊維を持つ但馬牛は「赤身と脂の旨さ」の絶妙なバランスが特徴です。長年、たじまの生産者によって大切に育種改良された同牛は、肉の味を決める食感、甘み、香りのすべてを世界中のグルメに絶賛されています。

日本の食文化と深いつながりを持ち、絶品肉質を誇る和牛の産地「兵庫県の黒毛和牛」をどうぞお試しください。

西村ミートショップの神戸牛へのこだわり

西村家の現社長が事業を継いだ当時は、まだ神戸牛の取り扱いはありませんでした。当時から神戸ビーフは高級な和牛であったためです。しかし、「地元の人にも神戸ビーフを食べて欲しい」という思いから、精肉以外のコストカットなどを重ねながら少しづつ支持をいただき、現在の西村ミートショップに至りました。

肉職人店主のこだわり

当店で使用している神戸牛は、格付けA5ランクの中で、B.M.S No.9~10のものを使用しおります。”サシ”が弱すぎず強すぎず、食べた時、赤身から出る肉の味、脂の強すぎない美味しさ、そして、食感のバランスが楽しめるからです。神戸牛を知り尽くした当社職人店主のこだわりです。

神戸ビーフの指定登録店とは

神戸ビーフをどこで食べられるのか、どこで購入できるのかという疑問に応え、神戸肉流通推進協議会は2007 年に地域団体商標を取得し、神戸ビーフの生産から販売までをすべて登録制にしました。

卸売店や小売店、飲食店では、正規の神戸ビーフを取り扱っている証として、店頭に会員証や認定証、ブロンズ像を掲示しています。

これらは本物の神戸ビーフを扱っているという証になります。